【手荒れ対策】ひび割れ・赤切れに効くハンドクリームおすすめ15選
水仕事が多い、冬になると悪化する、ひび割れが痛くて家事もしんどい…。
そんな 「ひび割れ」「赤切れ」レベルの手荒れ は、普通のハンドクリームではなかなか改善しません。
この記事では、ひび割れ・赤切れに本当に効果のある成分と、
皮膚科医も推奨する治すための正しいケア、
そして厳選したおすすめハンドクリーム15選を詳しく紹介します。
“痛みを伴う手荒れをどうにかしたい” という人の検索意図に応える内容です。
ひび割れ・赤切れの原因は「バリア破壊」と「炎症」
ひび割れ・赤切れは 乾燥の最終段階にあたる症状。
手の皮膚を守るバリア層(角質+皮脂膜)が破壊され、
さらに摩擦・洗剤・寒さによって炎症まで進んだ状態です。
主な原因は3つ
- 洗剤や手洗いのしすぎで皮脂が取れる
- 乾燥した空気で皮膚の水分が蒸発する
- 繰り返しの刺激で皮膚が薄くなり傷ができる
この段階になると、
普通のハンドクリーム(香り重視・軽い仕上がり)では効果が不十分。
必要なのは次の3つの成分です。
ひび割れ・赤切れに効果的な3つの成分
① 尿素(硬くなった角質に効く)
・指先の硬い皮、ゴワゴワ
・ささくれ
がある人に効果的。
ただしひび割れが深い・痛みがある場合は刺激になることもあるので注意。
② ワセリン(保護・フタとして必須)
ワセリンは「油の膜」で水分蒸発を防ぐ、ひび割れケアの最重要成分。
ハンドクリームの仕上げに薄く塗ると治るスピードが倍以上に変わる。
③ セラミド(バリアを根本から修復)
炎症を抑え、バリア層を回復させる“根本改善成分”。
敏感肌・手湿疹体質の人には特に効果的。
正しい治し方|皮膚科医が推奨する3ステップ
ひび割れは、ただ塗るだけでは治りません。
順番と使い方が超重要です。
STEP1:水仕事前に「バリア膜」を作る
- 水仕事の前にワセリンを米粒1〜2個分塗る
- ゴム手袋を着用(脱脂を防ぐ)
“予防”が最大の治療になります。
STEP2:手洗い後3分以内に保湿
乾燥は3分で始まります。
- まずセラミド・グリセリン入りクリームで水分補給
- その上からワセリンを薄く重ねる
この「二層ケア」が最も治りが早い方法。
STEP3:就寝前は集中ケア(夜が勝負)
寝ている間は水分蒸発が激しいため、夜のケアは必須。
- 高保湿クリームをたっぷり
- 仕上げにワセリン
- できれば保湿手袋を着用(保水力UP)
ひび割れ・赤切れに効くハンドクリームおすすめ15選
成分・口コミ・使用感を総合して、
「治るスピード」を重視して選んだランキングです。
1位:ユースキンA(指定医薬部外品)
深いひび割れにも効果◎
ビタミンE、グリチルリチン酸(抗炎症)、しその香り。
- ひび割れレベルの手荒れ向け
- 夜に塗ると翌朝つっぱり感が激減
2位:アトリックス プレミアム 薬用ハンドクリーム
セラミド類似成分+グリセリンの保湿力が抜群。
赤切れの痛みや炎症に強い。
3位:ロコベース リペア クリーム
ガチガチの重度乾燥向け。
ワセリン × セラミド × コレステロールの最強バリア。
- 1回塗ると長時間うるおいキープ
- ひび割れしやすい人の常備薬的存在
4位:メンソレータム メディクイック 手荒れ治療薬
かゆみ・炎症が強い人向け。
ステロイド配合でも弱めなので手に使いやすい。
5位:オロナインH軟膏
ひび割れの“傷”に強い。
殺菌作用があるので、割れた部分が痛い時に重宝。
6位:サンホワイトP-1(高純度ワセリン)
乾燥が重度、敏感肌で刺激に弱い人向け。
皮膚科でも処方されるレベルの純度。
7位:ケラチナミンコーワ 20%尿素クリーム
角質が硬くて割れやすい人に最適。
ただし深い傷の上はしみやすいので注意。
8位:ニュートロジーナ 超乾燥肌用
グリセリン高配合でうるおいが長続き。
香りが控えめでオフィスでも使いやすい。
9位:キュレル ハンドクリーム(セラミド)
敏感肌向けのノン刺激。
赤切れ・手湿疹気味の人との相性が抜群。
10位:ヴァセリン アドバンスドリペア
シンプルに“治るスピード”が速い。
コスパ最強で全身に使える。
11位:コエンリッチQ10ナイトリニュー
夜の集中ケア向け。
寝ている間にしっとり復活しやすい。
12位:ハトムギ保湿ハンドクリーム
プチプラなのに保湿力が高い。
軽めなので日中の塗り直しに最適。
13位:プロペト(医療用ワセリン)
皮膚科でよく処方される純度の高いワセリン。
炎症があるときの“フタ”として最適。
14位:アベンヌ 薬用ハンドクリーム
敏感肌・赤み・ヒリつきに強い。
温泉水のミネラルで肌を落ち着ける効果あり。
15位:ニベア リペアアンドケア
乾燥で白く粉を吹くタイプの手荒れ向け。
使用感が軽いので男性にも人気。
おすすめハンドクリーム比較表
刺激の強さは目安で 低 / 中 / 高 の3段階にしています(敏感な方は「低」製品でもパッチテストを推奨)。
| No. | 製品名 | 主な成分(代表) | 期待できる効果 | 刺激の強さ | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ユースキンA | ビタミンE、グリチルリチン酸、グリセリン | 炎症抑制+保湿・修復(ひび割れ改善) | 中 | ひび割れ・赤切れがある人 |
| 2 | アトリックス プレミアム(薬用) | セラミド類似成分、グリセリン | バリア補修+高保湿 | 低〜中 | 手荒れ予防~回復期 |
| 3 | ロコベース リペア | セラミド、コレステロール、脂質類 | バリア強化・長時間保湿 | 低 | 水仕事が多い人・重度乾燥 |
| 4 | メンソレータム(治療薬) | 抗炎症成分(弱めのステロイド系含む製品あり) | 痒み・炎症抑制(治療寄り) | 中〜高 | 炎症が強い・皮膚科指示の補助に |
| 5 | オロナインH軟膏 | 塩化ベンザルコニウム(殺菌)等、油剤基材 | 殺菌+創傷保護(割れた部分の感染予防) | 中 | 割れ・浅い傷のあるとき |
| 6 | サンホワイトP-1(高純度ワセリン) | 高純度白色ワセリン | 強力なフタ(蒸発防止)・低刺激 | 低 | 超敏感肌・就寝パック用 |
| 7 | ケラチナミン(尿素20%) | 尿素(高濃度) | 角質軟化(ガサガサ改善) | 中〜高 | 角質肥厚・粉ふきがひどい人 |
| 8 | ニュートロジーナ(超乾燥用) | 高濃度グリセリン、ミネラルオイル等 | 即効の保湿力・長時間持続 | 中 | 冬場・極度乾燥向け |
| 9 | キュレル(ハンド) | セラミド機能成分、ユーカリエキス等 | バリア修復+低刺激保湿 | 低 | 敏感肌・手湿疹傾向の人 |
| 10 | ヴァセリン アドバンスドリペア | 高純度ワセリン+保湿補助成分 | 強力な保護と保湿、コスパ良 | 低 | ひび割れの保護用・全身使用可 |
| 11 | コエンリッチQ10(ナイト) | コエンザイムQ10、保湿オイル | 夜間の修復・ふっくら回復 | 低〜中 | 夜の集中ケア重視の人 |
| 12 | ハトムギ保湿クリーム | ハトムギエキス、グリセリン等 | 軽めの保湿+肌の整え効果(プチプラ) | 低 | 日中の塗り直し用・コスパ重視 |
| 13 | プロペト(医療用ワセリン) | 白色ワセリン(高純度) | 刺激極少・蒸発防止のフタ効果 | 低 | 皮膚科処方レベル/超敏感肌 |
| 14 | アベンヌ(薬用) | アベンヌ温泉水、保湿成分 | 鎮静+低刺激保湿 | 低 | 敏感で赤みが出やすい人 |
| 15 | ニベア リペアアンドケア | グリセリン、尿素類似保湿成分 | ベーシックな保湿・コスパ良 | 低〜中 | 初めての重保湿試し用・男性にも◎ |
補足メモ
- 刺激の強さは配合成分と濃度、製品の処方(薬用・医薬部外品・化粧品)で変わります。敏感な方はまず少量でパッチテストを。
- 併用のコツ:日中はセラミド系で保湿→夜はワセリンでフタ(+手袋)で治りが早くなります。角質が硬ければ尿素で先に柔らかくするのが有効。
- 病変が深い・悪化する場合は早めに皮膚科受診を推奨します(感染や接触皮膚炎の可能性)。
まとめ|正しい成分×正しい使い方でひび割れは改善する
ひび割れ・赤切れは、
「乾燥+炎症+バリア破壊」がセットで起きている状態。
だからこそ必要なのは
- セラミドでバリア修復
- グリセリン・ヒアルロン酸で水分補給
- ワセリンでフタ
- 尿素で硬い角質を柔らかくする という“組み合わせケア”。
さらに水仕事前のワセリン膜作り・夜の集中ケアで改善スピードが劇的に上がります。
「もう痛くてつらい」「毎年ひび割れに悩まされる」
そんな人ほど、この記事の対策をぜひ今日から試してみてください。

