家事で手を守る“つけ置き洗い”活用術｜手荒れを減らす時短テク【2025保存版】
sachi毎日の家事で、
「皿洗いのたびに指先がひび割れる」
「スポンジを握っているだけで痛い」
「手袋してるのに手荒れが治らない」
そんな悩みはありませんか？
実は、手荒れの大きな原因は
“洗い物の回数”と“摩擦の多さ” にあります。
そこで、手荒れを大幅に減らしながら
家事の時間も短縮できる方法が つけ置き洗い。
- 力を入れてこすらない
- 洗剤との接触時間を最小限
- 水仕事の回数そのものを減らせる
という“手に優しい家事術”です。
この記事では、
つけ置き洗いを使いこなすための実践テクニックと
手荒れを防ぐアイテム選びを徹底解説します。
そもそも“つけ置き洗い”が手荒れ対策に最適な理由
つけ置き洗いは手荒れ対策として理にかなっています。
理由は3つ。
① 洗剤との接触時間を減らせる（手荒れの大原因）
洗剤に手を触れた瞬間から、
皮脂膜は除去され、角質はもろくなります。
つけ置きなら、
スポンジで触れる時間が激減 → ダメージも激減。
② 摩擦を最小限にできる
油汚れはつけ置きするだけで“ふやけて浮く”ため、
スポンジで強くこする必要がありません。
→ 指先・関節への負担が大幅に減る。
③ 食器洗いの回数そのものが減る
洗い物は “回数 × 水 × 洗剤 × お湯” の掛け算で手荒れが悪化します。
つけ置きで一気に洗えば、
手荒れリスクも低く・時間も短縮。
つけ置き洗いに最適な洗剤・液体はこれ
つけ置きに向かない洗剤も存在します。
手荒れしやすい人は、メリットとデメリットを理解しましょう。
【おすすめ】低刺激タイプ（手肌に優しい）
- ヤシノミ洗剤
- ミヨシ 無添加せっけん
- エコベール
- パックスナチュロン
メリット
- 脱脂力が穏やか
- 長時間つけても刺激が少ない
- 敏感肌向け
デメリット
- 落としにくい油汚れもある（後述テクで解決可能）
【NG】強力タイプ（つけ置きには刺激が強い）
- ラウリル硫酸Na（SLS）配合の洗剤
- キッチン泡ハイターなどの塩素系
- 「油汚れ最強！」系の高脱脂系洗剤
理由
皮膚への残留成分が強く、
つけ置き時の蒸気でも手荒れ悪化の原因に。
つけ置き洗いの基本ステップ（初心者でも簡単）
STEP1：大きいボウル or シンクに40℃のぬるま湯を張る
温度が高すぎると油が固まるので 40℃前後が最適。
STEP2：低刺激洗剤を少量入れる
洗剤は 通常より半分〜3分の1の量でOK。
STEP3：食器・鍋・フライパンを放り込む（10〜20分）
油汚れも自然に浮きます。
特に肉汁・卵・チーズ汚れはつけ置きの方が効率的。
STEP4：スポンジで軽く“なでるだけ”
つけ置きでほぼ落ちているため、力は不要。
STEP5：ぬるま湯ですすぎ → 30秒以内に保湿
手袋使用者でも最後のすすぎ後の “保湿タイム” が重要。
つけ置き洗いをもっと効果的にする“神アイデア7つ”
ここからが本題。
手荒れしない人ほどやっている裏技テクを紹介します。
① 食事が終わったら“すぐ熱湯をかけておく”
高温殺菌にもなり、汚れが浮きやすくなる。
油汚れは固まる前が勝負。
② つけ置き中は蓋（ラップ）をして蒸気効果を使う
シンクに蓋をするだけで油が浮きやすくなる。
③ フライパンは重曹×熱湯の“ふやかし洗い”が最強
焦げつきは手の力ではなく“化学反応”で落とす時代。
④ スポンジをほとんど使わない“泡スプレー洗い”も併用
泡スプレー（キュキュットなど）で
“こすらない洗い” が可能。
→ 摩擦ゼロで手荒れ対策に最高。
⑤ 汚れは“種類別”にまとめて洗うと時短×手荒れ防止
- 油もの
- 茶渋
- 軽い汚れ を分けて洗うと効率アップ。
⑥ 食器洗い機を部分的に併用する
「全部食洗機じゃないと意味ない」と思っていませんか？
実は…
食洗機に入れる
・油の強いもの
・大皿
・コップ
・子ども用食器
手洗い
・木の皿
・鉄フライパン
・漆器
これだけで手洗い量が“半分以下”に。
⑦ 水仕事の前にワセリンを必ず薄く塗る
ワセリンが“洗剤と水の侵入を防ぐ膜”を作るので、
ひび割れしやすい人は効果が出やすい。
つけ置きをしても手荒れする人のチェックポイント
つけ置きをしているのに手荒れが治らない人は、
次の3つに心当たりがありませんか？
① お湯（40℃以上）を使っている
皮脂が一気に溶ける。
ぬるま湯に変えるだけで改善する。
② すすぎ後の“保湿”を忘れている
水仕事後30秒以内の保湿は絶対条件。
③ 強すぎる洗剤をつけ置きに使っている
“洗剤を変える”のが最も即効性あり。
手荒れを防ぐ“つけ置き洗いの理想ルーティン”
【水仕事前】
- ワセリン or バリアクリームを薄く
- 手袋（ニトリル）を装着
- 食器をシンクにまとめる
【食器後処理〜つけ置き】
- つけ置き用のぬるま湯＋低刺激洗剤
- シンクに放り込むだけでOK
【洗うとき】
- 軽くなでるだけ
- 力は一切不要
- 手袋は脱がないこと
【すすぎ後】
- 押し拭き
- 30秒以内に保湿
- 指先は二度塗り推奨
まとめ｜“つけ置き洗い”は手荒れ対策の最強の味方
つけ置き洗いは、
手荒れしにくい人の多くが自然に取り入れている習慣です。
✔ 洗剤との接触時間が激減
✔ 摩擦ゼロで角質ダメージが少ない
✔ 洗い物の時間が短くなる
✔ 指先のひび割れもできにくくなる
今日から、
「つけ置き洗い × 手袋 × バリアクリーム」 の組み合わせを使えば、
冬でも水仕事で手が荒れない環境が作れます。
