水仕事で手が荒れる人向け|バリア系ハンドクリームおすすめ10選【2025最新版】
「食器洗いをすると手がガサガサになる」
「洗濯や掃除の後、指先がピリピリ痛む」
「手荒れを繰り返して治らない…」
そんな悩みの原因は、ほぼ例外なく
“水仕事によるバリア破壊” です。
水や洗剤は、肌の天然バリアである 皮脂膜(油分の膜) を洗い流し、
乾燥 → ひび割れ → 炎症 → 手湿疹
という悪循環を招きます。
この記事では、
水や洗剤に強い“バリア系ハンドクリーム”の選び方とおすすめ10選 を紹介します。
さらに、今日からできる 水仕事時の手荒れ予防法 もセットで解説。
水仕事が多い主婦・介護職・調理職・美容職の人に特に役立つ内容です。
水仕事で手が荒れる原因は“乾燥”ではなくバリア破壊
まず大前提として、水仕事による手荒れは「乾燥」ではありません。
① 水で皮脂が落ちる
本来、肌は皮脂膜によって外的刺激から守られています。
しかし水を触るたびにこの皮脂膜が落ち、無防備な状態に。
② 洗剤が角質を破壊する
食器用洗剤や漂白剤には“脱脂力(油を落とす力)”が強く、
皮脂膜どころか角質の一部まで溶かします。
③ ふやけ → 乾燥 → ひび割れ
水仕事で皮膚がふやけると、角質が柔らかくなる。
その後、急激に水分が蒸発し“乾燥した状態よりも乾燥”します。
水仕事をしても荒れにくい手を作るには?
答えはシンプルです。
✔ バリアを作るクリームを塗る
✔ 洗剤から手を守る保護膜をつくる
✔ 水仕事前・中・後でケアを変える
この3つができると、手荒れは確実に改善します。
バリア系ハンドクリームの特徴とは?
通常の保湿クリームと違い、バリア系クリームは…
- 水を弾く
- 洗剤から皮膚を守る
- 長く落ちにくい
- 膜を作り、摩擦を減らす
という特徴があります。
代表的な成分は以下の通り:
- ワセリン(皮膚保護膜)
- ミツロウ(油性バリア)
- シリコン(撥水コーティング)
- セラミド(バリア修復)
- グリセリン(内側の保湿)
水仕事で手荒れしがちな人向け
バリア系ハンドクリームおすすめ10選
“水を弾く力” “落ちにくさ” “刺激の少なさ” を基準に厳選しました。
1. ロコベースリペア クリーム
水仕事前に塗るだけでガード力が圧倒的。
- 高密着処方で落ちにくい
- セラミド・脂質でバリアを“本物に近い形”で再現
- 水・洗剤に強いプロ仕様
→ 調理職・医療職でも愛用者が多い実力派。
2. アトリックス エクストラプロテクション
「水を弾く膜」がしっかり長持ちする撥水タイプ。
- 特殊プロテクトコート処方
- ぬるぬる残らず作業しやすい
- 手荒れ予防に特化
→ 食器洗い前に最適。
3. メンソレータム ハンドベール 濃厚こってりクリーム
安くて効果抜群。水に強い油性リッチクリーム。
- ミツロウ+ワセリンで保護膜強力
- ポイントは“こってり”仕上がり
- 深いひび割れ予備軍におすすめ
4. サンホワイトP-1(ワセリン)
刺激ゼロで安全性No.1の保護膜。
- 無香料・無添加
- 水・洗剤に負けない薄膜を作る
- 敏感肌でも使いやすい
→ ひび割れが深い人はワセリンでフタを。
5. ニュートロジーナ ノルウェーフォーミュラ
高濃度グリセリンで乾燥しきった手を復活。
- 保湿とバリアの両立
- 指先のガサガサ改善に強い
- アメリカの医療現場でも人気
6. ケラチナミンコーワ 20%(角質ケア)
硬くなって割れやすい指先に。
- 尿素でガサガサを柔らかくする
- 水に強いバリア膜を作りやすくなる
- 深いひび割れの予防に◎
※傷やしみる状態の時は使用NG。
7. キュレル ハンドクリーム(バリア修復)
水に弱い敏感肌のバリアを根本から立て直す。
- セラミド機能成分でバリア再生
- べたつかず日中に使いやすい
- 赤み・かゆみがある時に最適
8. アベンヌ 薬用ハンドクリーム
温泉水の鎮静効果で炎症が落ちつく。
- アルコール不使用
- 水仕事後の“ヒリつき”に良い
- 刺激に弱い人向け
9. ワセリン+綿手袋(夜用セット)
“夜のバリア修復”の鉄板。翌朝のすべすべ感が違う。
- 夜は肌の修復力が高い
- 手袋で密閉すると効果が倍増
- 深いひび割れに特に推奨
10. A2Care ハンドクリーム(無添加)
医療現場でも採用されるシンプル処方。
- 無香料・無着色・アルコールフリー
- 落ちにくいバリアタイプ
- 敏感肌で強いクリームが使えない人向け
水仕事前・中・後でケアを変えると手荒れは激減する
実は“いつ塗るか”が最も大切です。
水仕事“前” → バリア系クリームを塗る
→ 洗剤のダメージを「先にブロック」するのが最も重要。
水仕事“中” → 手袋をつけて摩擦・洗剤をカット
- 食器洗いは必ずゴム手袋
- 素材は“裏起毛で蒸れないもの”がベスト
水仕事“後” → セラミド系でバリアを補修
例:キュレル、ミノン、ロコベース
→ 落ちた皮脂膜を補って本来の状態に戻す。
手荒れがひどいときに絶対やってはいけないこと
- 熱いお湯で洗う(脱脂力が最大に)
- ティッシュや紙でゴシゴシ拭く
- しみるのに尿素20%を使う
- 洗剤を素手で触る
- “塗る量が少ない”まま放置する
この5つを避けるだけで治りが早くなります。
まとめ|水仕事で荒れる手には“バリア系”が必須
水仕事による手荒れ対策の結論は…
✔ 水に強いクリーム=バリア系(油性・シリコン・ワセリン)
✔ 洗剤の刺激を“前”にガードすること
✔ 水仕事後はセラミド系で補修すること
特におすすめはこの3つ:
- ロコベースリペア(最強バリア)
- アトリックス エクストラプロテクション(撥水)
- ワセリン(刺激ゼロの保護膜)
水仕事が多くても、正しいクリームと習慣を使えば、
ひび割れ・ガサガサは1週間で確実に改善できます。

