あかぎれ・ひび割れを1週間で改善する手荒れケア手順【保存版】
「指先が割れて痛い…」
「ハンドクリームを塗っても全然治らない」
「冬になると毎年ひび割れがひどくなる」
そんな つらい“あかぎれ・ひび割れ”を1週間で改善するための完全ケア手順 をまとめました。
ひび割れは乾燥+バリア層の破壊+炎症が同時に起きている状態。
つまり、ただクリームを塗るだけでは治りません。
この記事では、
皮膚科医の推奨する治療ケア × 1週間で結果を出すための手順 を徹底解説。
今日から実践すれば、1週間で“痛みの軽減・皮むけの改善・ひび割れの修復”が可能です。
まず知っておくべき:ひび割れが“治らない人”の共通点
ひび割れが治らない人には、共通した5つの原因があります。
- 保湿の量が少ない
- 塗るタイミングが遅い
- 水仕事でバリアが毎回はがれている
- 角質が硬くなりクリームが浸透しない
- 炎症が起きているのに保護だけで済ませている
これらを改善すると、治り方が“劇的に変わる”。
1週間で治すための【基本ステップ】
STEP0:傷の状態を判断する(最重要)
まずは自分の手荒れがどの段階かをチェック。
- 軽度:白い粉ふき・乾燥
- 中度:皮むけ・赤み・ガサガサ
- 重度:ひび割れ・ぱっくり割れ・痛い
- 炎症強め:赤み・かゆみ・ブツブツ(手湿疹の可能性あり)
ひび割れが深い/赤みが強い場合は、保湿だけでは治らない。
→ 炎症を抑える成分 or 保護膜を使う必要がある。
【DAY1〜3】 集中ケアで炎症と乾燥を一気に落ち着かせる
① 手洗い後“3分以内”の保湿を必ず徹底する
乾燥は“手を洗って3分以内”に始まる。
→ このタイミングで保湿すると治りが早い。
使うべきもの
- セラミド系 or グリセリン高配合のハンドクリーム
例:
- キュレル
- アトリックスプレミアム
- アベンヌ(薬用)
塗る量は“小指の先の大きさ”が基本。
② 痛みのあるひび割れはワセリンで“保護膜”を作る
ひび割れは摩擦・洗剤が触れるだけで悪化します。
手順
- ハンドクリームで保湿
- ワセリン(サンホワイト・ヴァセリン)を薄く重ねる
- 作業する時はバンドエイド or フィルムで保護
→ これをするかしないかで、治りが“3倍”違うと言われています。
③ 夜は“集中パック”で皮膚を立て直す
夜が一番大事!
夜ケア手順
- セラミド系ハンドクリームをたっぷり
- ワセリンでフタ
- 綿の保湿手袋をして寝る
これを3日続けると、
✔ 朝のガサガサ感が減る
✔ ひび割れ部分の痛みが軽くなる
夜ケアは1週間中ずっと、必ず行うこと。
【DAY4〜5】 固くなった角質を“柔らかく”して浸透力UP
3日目あたりで痛みが和らいだら、角質ケアを少しだけ追加すると治りが早くなります。
④ 尿素クリーム(10〜20%)で角質を柔らかくする
硬くなった角質は、クリームを跳ね返してしまう。
尿素には「角質柔軟作用」がある。
注意
- 傷にしみる場合は使わない!
- ガサガサ部分だけに少量つける
- ひび割れ部分は避ける
例:
- ケラチナミン10%(低刺激)
- ケラチナミン20%(角質が厚い人に)
⑤ ガーゼ+ワセリンで“密閉ケア”する
特に深い割れ目には効果的。
方法
- 割れた部分にワセリンを厚めに塗る
- ガーゼで覆う
- テープで軽く固定
- 夜は手袋の中に入れて寝る
→ 皮膚の再生が段違い。
【DAY6〜7】 バリア機能を回復させて“再発しない手”へ
痛みが減ってきたら、バリアの修復に力を入れる。
⑥ セラミド×ワセリンの“二段保湿”を継続する
ひび割れ予防の最強の組み合わせ。
例
- 朝:セラミドクリーム
- 昼:軽めのクリームで保湿
- 夜:セラミド+ワセリンでパック
⑦ 水仕事・お湯の使用を極力減らす
1週間だけでも意識してほしいポイント。
- 食器洗いは手袋必須
- お湯ではなくぬるま湯に変更
- 洗剤は肌に優しいものに変更
→ 水と洗剤を避けるだけで治りが加速する。
【1週間後】 ここまでできれば“確実に改善している状態”
1週間続けた結果…
✔ ぱっくり割れがふさがる
✔ 赤み・痛みが軽減
✔ 粉ふきが消える
✔ 皮膚が柔らかく
✔ 朝の乾燥感がなくなる
ひび割れレベルでも、多くの人が3〜7日で明らかな変化を実感します。
ひび割れが治らない場合は「手湿疹」の可能性あり
以下の症状があれば、市販のケアだけでは限界です。
- かゆい
- 赤いブツブツ
- 水ぶくれ
- じゅくじゅく
- 皮向けが広範囲
→ これは“手湿疹(主婦湿疹)”の典型的症状。
→ ステロイド or 保湿剤の併用が必要なので皮膚科へ。
まとめ|ひび割れは“やり方”を変えれば1週間で改善できる
ひび割れ・あかぎれは、
正しい手順×タイミング×保護で1週間あれば十分改善が可能です。
✔ 今日からの7日間メニュー
- 手洗い後3分以内の保湿
- セラミド+ワセリンの二段保湿
- 夜は手袋で集中パック
- 割れた部分はガーゼ保護
- 水仕事は手袋必須
- 角質が硬い→尿素クリーム併用
どれか1つではなく、“全部を同時に行う”ことで結果が出ます。

