手荒れを悪化させるハンドソープとは?成分別の選び方とおすすめ6選【2025最新版】
「ハンドクリームを塗っても治らない」
「手が赤い・痛い・カサカサが続く」
そんな人は、使っているハンドソープが原因の可能性が高いです。
実は、手荒れの根本原因は
“乾燥”ではなく 刺激の強い洗浄成分 によるものが多く、
どんなに保湿しても、毎日の手洗いでバリアが壊されれば悪化は続きます。
この記事では、
- 手荒れを悪化させるNGハンドソープの特徴
- 避けるべき成分
- 手が荒れやすい人向けの“安全な選び方”
- おすすめの低刺激ハンドソープ6選
を徹底解説します。
今日からハンドソープを替えるだけで、手荒れの改善スピードが大きく変わります。
手荒れを悪化させるハンドソープの特徴
まずは、絶対に避けたい“手荒れが悪化するハンドソープ”の特徴から。
① 強すぎる界面活性剤(脱脂力が強い)
洗浄力の強すぎる界面活性剤は
皮脂膜(天然のバリア)を完全に剥がすため、手荒れの最大の原因に。
特に注意すべき成分:
- ラウリル硫酸Na(SLS)
- ラウレス硫酸Na(SLES)
- 高濃度の石鹸系界面活性剤
→ 乾燥・ガサガサ・ひび割れを起こしやすい。
② アルコール入り(消毒系ハンドソープ)
殺菌効果は高いものの、アルコールには
揮発時に水分を奪う性質があり、乾燥を加速させる。
赤み・ひりつき・皮むけが起きやすい人は避けるべき。
③ 殺菌・抗菌成分(トリクロサンなど)
殺菌系は効果が強い代わりに、
肌への刺激が強く、バリアを弱めることがある。
敏感肌・乾燥肌には不向き。
④ 香料・着色料が多い
人工香料や着色成分は、敏感肌にとっては刺激源。
とくに“いい香り”を売りにしたものは、
香料の配合量が多い場合が多い。
⑤ 手指の油分を奪う高pH(アルカリ性)
固形石鹸や一部の洗浄料には、pHが高いものがあり
皮膚のpHバランスを壊す → 手荒れ悪化の原因に。
手荒れしにくいハンドソープの選び方(成分で判断できる)
以下の特徴を満たすハンドソープなら、
手荒れのリスクが大幅に下がります。
① “アミノ酸系洗浄成分”を選ぶ
アミノ酸系は肌にやさしく、皮脂を取りすぎない。
代表成分:
- ココイルグルタミン酸Na
- ココイルメチルタウリンNa
- ラウロイルメチルアラニンNa
→ 敏感肌・乾燥肌と相性◎
② 保湿成分配合のものを選ぶ
洗いながら保湿できるタイプは手荒れが起きにくい。
おすすめ成分:
- グリセリン
- ヒアルロン酸
- セラミド
- BG
③ アルコール・香料・着色料フリー
赤ちゃんと触れる機会の多い人や敏感肌は必須。
④ 弱酸性タイプ(pH5〜6)
肌と同じ弱酸性ならバリアが壊れにくい。
手荒れに悩む人向け|おすすめ低刺激ハンドソープ6選
皮膚科医、看護師、美容師など“手荒れ職業”でも使われる実力派のみを厳選しました。
1. キュレル 泡ハンドウォッシュ(敏感肌用)
手荒れ対策の王道。弱酸性×低刺激の鉄板。
- アミノ酸系洗浄
- 無香料・無着色
- グリセリン配合で洗い上がりしっとり
- 皮膚科医推奨ブランド
→ 手が荒れやすい人はまずこれを選べばOK。
2. ミノン 薬用ハンドソープ
敏感肌ブランド“ミノン”の安心処方。
- アミノ酸系
- 保湿成分たっぷり
- 香料・着色料・アルコール不使用
- 敏感肌の赤み・かゆみにも対応
赤ちゃんのいる家庭にも最適。
3. アラウベビー 泡ハンドソープ
赤ちゃんにも使える無添加タイプ。
- 合成香料・着色料・アルコール不使用
- 低刺激・やさしい洗浄力
- 植物由来の石けんベース
- パパ・ママの手荒れ対策にも◎
4. パックスナチュロン ハンドソープ
石けん系でも刺激が少ない“ナチュラル派”の定番。
- 石けん+天然オイルで保湿
- 香料なしのプレーンタイプもあり
- 肌負担を減らしたい人におすすめ
5. ビオレU 泡ハンドソープ(弱酸性)
身近で買える中では最も低刺激の1つ。
- 弱酸性
- 保湿成分配合
- ヒリつきにくく毎日使いやすい
- 香料なしタイプも人気
ドラッグストアで手に入りやすいのが魅力。
6. A2Care ハンドソープ(無香料・無添加)
医療機関でも採用される高安全性ブランド。
- 無添加・無香料
- 刺激になりにくい洗浄成分
- 余分な成分を極限まで排除
- 仕事中の手荒れが気になる人に最適
手荒れを悪化させない“正しい手洗い方法”
クリームやソープより大事なのは“洗い方”。
① お湯ではなく“ぬるま湯”で洗う
熱いお湯は皮脂を一気に奪うのでNG。
② 泡をたっぷり使って摩擦を減らす
摩擦は炎症の原因。
必ず“泡で洗う”のが基本。
③ 洗いすぎない(20秒以内)
長時間こするとバリア破壊が加速。
④ タオルは抑えるようにして拭く
こすらない。
優しく“押し拭き”が鉄則。
⑤ 洗ったら30秒以内に保湿
手荒れ改善の決定打。
バリアが壊れた瞬間に補修することが重要。
まとめ|手荒れは“ハンドソープを変えるだけ”で改善する
手荒れを悪化させるハンドソープのポイントは以下の通り。
❌ ダメ
- 強い界面活性剤
- アルコール入り
- 殺菌成分
- 香料・着色料
- 高pH
✔ 良い
- アミノ酸系洗浄
- 無香料・無着色・アルコールフリー
- 弱酸性
- 保湿成分入り
そして、
手洗い後30秒以内の保湿
を続けるだけで、手荒れ改善スピードは一気に変わります。

