保湿手袋(ナイトグローブ)おすすめ5選|重度乾燥に効果あるのは?

手の乾燥が悪化すると、ハンドクリームだけでは追いつかず、塗っても塗ってもすぐカサついてしまうことがあります。
特に冬場は寝ている間に水分が蒸発しやすく、起きたら指先が白く粉をふいていた…という人も少なくありません。そんな“重度乾燥手”のケアに効果を発揮するのが、保湿手袋(ナイトグローブ)です。
クリームの浸透を高め、寝ている間にしっかりうるおいを閉じ込められるため、翌朝の手触りが見違えるほど変わります。この記事では、保湿手袋の選び方とおすすめアイテム5選をわかりやすく紹介します。
保湿手袋(ナイトグローブ)は本当に効果ある?
「手袋をつけただけで乾燥が改善するの?」と疑問に思う人も多いですよね。
結論から言うと、保湿手袋は“保湿成分を逃がさず閉じ込める”密閉ケアとしてとても効果があります。
なぜ保湿手袋が乾燥に効くのか
保湿手袋には次のようなメリットがあります。
・寝ている間に手の水分蒸発を防ぐ
・肌の温度が上がり、クリームの浸透が高まる
・ハンドクリームが布団や衣類に擦れて落ちるのを防ぐ
・外的刺激を遮断し、バリア機能を守る
特に重度の乾燥や粉ふきが起きている手は、水分を入れてもすぐ逃げてしまう状態になっています。
手袋でふたをすることで、うるおいがとどまり、朝までしっかり保湿力が続きます。
保湿手袋の種類と選び方
保湿手袋には素材や構造がさまざまあり、目的に合ったものを選ぶことで効果が大きく変わります。
綿(コットン)タイプ:肌にやさしく蒸れにくい
最も日常使いしやすいのが綿タイプです。
・蒸れにくい
・敏感肌でも使いやすい
・洗って繰り返し使える
普段使いに最適で、寝る前の保湿ケアと相性が良い素材です。
シルクタイプ:美容効果が高くしっとり感が持続
シルクは天然の保湿力が高く、肌すべりが良いのが特徴です。
・吸湿・放湿に優れる
・肌を柔らかく整える
・敏感肌向けの高級ラインも多い
よりしっとりと仕上げたい人にぴったりです。
ゲル入り(保湿ジェル)タイプ:即効性が高い
手袋の内側に保湿ジェルがコーティングされたタイプは、特に重度乾燥に効果があります。
・つけた瞬間から密閉度が高い
・保湿成分がじんわり行き渡る
・1〜2晩で効果を実感しやすい
ただし、蒸れやすいので毎日の使用より“集中ケア”におすすめです。
【重度乾燥向け】保湿手袋おすすめ5選
ここからは、重度乾燥の人でも効果を感じやすい、信頼性の高い保湿手袋を紹介します。
1. 無印良品 綿でできた保湿手袋
価格と品質のバランスが最強。初心者に最もおすすめ。
綿100%で蒸れにくく、毎日のナイトケアに使いやすい手袋です。
やわらかく肌触りが良いため、クリームと併用すると翌朝の手のふっくら感がしっかり感じられます。
・日常ケアに向いている
・洗って繰り返し使える
・男女問わず使いやすいサイズ
2. シルク職人 シルク保湿手袋
本気でしっとりさせたい人向けの高保湿アイテム。
シルク特有の滑らかさと自然な保湿力で、乾燥によるごわつきが改善しやすいのが特徴です。
・しっとり感が長く続く
・敏感肌でも使いやすい
・美容目的でも人気の高い素材
3. ダイソー 保湿手袋(コスパ重視)
「まずは安いものから試したい」人にぴったり。
ダイソーやセリアなど100円ショップの保湿手袋は、意外と品質が良く、惜しみなく使えるのが魅力です。
・複数枚買って洗い替えに便利
・お財布にやさしい
・初めて手袋ケアをする人におすすめ
4. Gel Spa ナイトグローブ(ゲル内蔵)
即効性を求める人におすすめのジェル入りタイプ。
内側のゲル層が温かく、保湿成分がダイレクトに届くため、数回の使用で粉ふきが落ち着きやすいです。
・高い密閉力
・集中ケアに最適
・指先のひび割れにも効果的
5. ロクシタン シア ナイトグローブ
香りや使用感にもこだわりたい人向けの高級ライン。
ロクシタンのシアシリーズと併用すると、翌朝の柔らかさが格段に違います。
・ブランド特有の癒しの香り
・プレゼントにも最適
・乾燥が特にひどい人に効果的
保湿手袋の効果を最大化する使い方
同じ手袋でも、使い方によって効果は大きく変わります。
ここでは乾燥改善の“最短ルート”となる使い方を紹介します。
① 寝る前に必ずクリームを塗る
手袋単体では効果は限定的です。
必ずハンドクリームor保湿バームと併用しましょう。
② 水分→油分→手袋の順番でケア
乾燥がひどい日は、次の順番がもっとも効果的です。
- セラミドやヒアルロン酸クリーム
- シアバターまたはオイル
- 手袋を装着
保湿手袋は最後の“ふた”の役割を果たすため、水分が逃げず朝までしっとり感が続きます。
③ 指先にだけ尿素を塗ると浸透力UP
粉ふきや硬くなった部分には、少量の尿素クリームを使用すると効果が高まります。
ただし、ひび割れている部分には刺激になるため避けましょう。
④ 毎晩使うと“蓄積保湿”で改善が早い
週1〜2回の使用でも効果がありますが、毎晩使うと改善スピードが段違いです。
1週間続けると、
粉ふき→しっとりへ変化
が実感しやすくなります。
手袋ケアのNG行動
効果を下げてしまうNG行動も知っておきましょう。
熱いお湯で手を洗う
皮脂が流れすぎ、乾燥が悪化します。ぬるま湯が基本です。
手袋をつけたままスマホを触る
摩擦で保湿成分が取れてしまいます。寝る直前につけるのがベストです。
厚塗りしすぎてベタベタのままつける
厚塗りし過ぎると蒸れやすく、逆に肌荒れの原因になります。
薄く重ねる意識が大切です。
保湿手袋と相性がいいおすすめクリーム
手袋と合わせると効果がより高まる、ドラッグストアで買える名品も紹介します。
セラミド系:肌バリアを強化
・キュレル ハンドクリーム
・アトリックス ハンドミルク
シアバター系:保湿の“仕上げ”に最適
・ロクシタン シアバター
・ニベア プレミアムシリーズ
尿素系:ガサガサがひどい部分に
・ケラチナミンコーワ 20%尿素
・ニベア 尿素10%
保護膜(ふた)として最強
・白色ワセリン
・サンホワイトP1
まとめ:保湿手袋は“重度乾燥のレスキューアイテム”
重度の乾燥や粉ふきに悩んでいる人ほど、保湿手袋は大きな効果を実感しやすいアイテムです。
特に効果が高いのは次のポイントです。
・寝ている間の蒸発を防ぐ
・クリームの浸透率が上がる
・バリア機能を守りながら回復できる
保湿手袋はドラッグストアや100円ショップでも買えるため、今日からすぐ始められるケアです。
毎晩の習慣にするだけで、1週間後には“しっとりふっくらした手”を取り戻せるはず。
乾燥に悩む季節こそ、ぜひ取り入れてみてください。


